夏の余韻

窓の外に広がる
町もやがて闇の中へ
遥かに霞んで見える
川の向こうに 君は住んでる

カーテンが音もなく揺れる
熱い身体 吹き抜けてゆく
夏の日の余韻を
気持ち良く転がして

星が降り始めてる
きっと誰も 気づいてない

自分の心の中の
小さな世界を抜け出して
屋根によじ登れば
ひろい宇宙がそこにあって

船が波に漂う
熱い想い胸に詰め込んで
デッキの先に立つ
まるでそんな気がしてる

明かりが灯り始めてる
海に映る 星のように

明かりが灯り始めてる
海に映る 星のようさ