とろけそうな 夏の日の午後
君のことばかりが 気になって
交わした 言葉かぞえて
ホースの水よけ走る 帰り道
わけもなく 屋根に登れば
町はしだいに暮れてゆき
触れれば壊れてしまいそう
一瞬の輝きに ふるえて
坂道で見上げた 白い雲
手を伸ばせば 届きそうなくらい
あぁ、いつか 君とふたりで
遠くへゆけたらなんて ふと思う
気が付けば 電話握って
暮れる街角 佇んで
きこえてくる 君の声に揺れる
仄かな明かりが 瞬いて
わけもなく 屋根に登れば
町はしだいに暮れてゆき
触れれば壊れてしまいそう
一瞬の輝きに ふるえて