音楽街道をゆく その五十一 〜 「心の中のブルース」と海津

心の中のブルース

今年も可能な限り目一杯「夏旅」に出たせいで(暑かったし)、
準備が間に合わず録音を来週に延期することにしました。
10月中のリリースを予定しています。

能登

どうにか頑張ってください

海津

2024年正月旅の一番の目的は、3月に敦賀まで北陸新幹線が
延長されることにより、その区間北陸本線が終了してしまうので、
その前にもう一度、思い入れのある北陸本線に乗ることでした。
2024/1/1  朝、初詣に油日神社にお参りした後、
石山まで行き京阪石山坂本線に乗りました。
「元旦に、石山坂本線に乗れるなんて最高だな〜」と
初詣の人々の中で思いつつ終点のまで行き、湖西線に乗り換えました。
「元旦に、湖西線に乗れるなんて最高だな〜」と
思いつつ目指すは湖北の町「海津」
司馬遼太郎「街道をゆく」4巻の「北国街道とその脇街道」での
海津のくだりが印象に残っていてずっと訪ねたいと思っていました。
マキノ駅には午後3時頃着いてぶらぶらと
なんでカタカナのマキノなんですかね
元旦にロードバイク で軽く流してゆく女性、いい感じ。
すごく羨ましい、自分もいつか走りたい。
湖岸に古い石積みが続く
通りからは琵琶湖は見えず
家と家の間から
町の終わりまで歩いて、
傾いた陽の照らされる町今夜は福井に泊まる予定
違う路地を通って駅へと向かう
上の写真を撮ったのが16時08分23秒なので、
その撮影の約2分後に大きな揺れがあり、辺りから建物の軋む音がすごくして
スマホの警報音がなり、能登で大きな地震が発生したことを知りました。
今まで誰もいなかった道に人がたくさん出てきて、
そのことにもちょっと驚きました。
とりあえずマキノ駅まで行って、
今日は福井まで走らないということなので宿をキャンセルし、
駅の暖房のある待合室でしばらく待っていると
近江今津での折り返し運転で湖西線が運転再開したというので
近江今津まで歩きました。
夜の琵琶湖沿いの道を2時間、
対岸に長浜の灯が幻のように浮かび、
夜空に冬の星座が煌めいていました。
強い印象が残りました。