去年の夏の終わり
越中八尾、おわら風の盆を初日に訪ねました。
コロナ規制の全くない久しぶりの「おわら」
人の数は思ったよりは少なく
月の綺麗な晩でした。
運良く歩く先、歩く先で
「おわら」に会えました。
聞名寺、八幡社、
それぞれの演舞も素晴らしく
諏訪町通り街流しも素敵でした。
しかし今回一番印象に残ったのは
唄、三味線、胡弓の5、6人の若い小さなグループが複数
コロナで抑えられた想いを解き放つかのように
一晩中、街を流していたことです。
諏訪町通りで目を瞑っていると近くで遠くでおわらが聴こえてきて
夢うつつで前を通り過ぎる時だけ目を開けたりして
朝方まで途切れることなくずっと
始発待ちの越中八尾駅は
ものすごい朝焼けでした。